バイナリーオプションが初心者にやさしい投資商品と言ってもメリット・デメリットが存在します。デメリットもしっかり学んでおくことでリスクを回避でき損失を最低限に抑えることにも繋がります。メリット・デメリットについて抑えておきましょう。
メリットについては、「バイナリーオプションとは?」のページで簡単に説明しています。このページではデメリットについて先に説明します。
デメリット
負ければ掛け金は無くなる
一回の取引に制限時間を設けられているため、株式とは異なり取引終了時点で負けが確定すれば掛け金は業者の利益となります。通常、株取引の場合、一度購入すると会社が倒産しない限り無くなることはありません。購入したときの価格に対し売るときの差額で損益・利益が発生する仕組みです。
損切りができない
株の場合、上がると予想していた株が、予想に反して下がってしまった場合に損失の拡大を回避するために損切りというシステムがあります。このシステムがバイナリーオプションにはありません。一度スタートした取引は終了するまで途中自分の判断でストップすることができないということです。
分析が難しい
バイナリーオプションは、一度の取引が5~10分程度で終了するというメリットがありますが、反対にこれがデメリットになるとも言えます。株のように、終了がない投資商品は経験を積むことで流れを読めるようになりますが、バイナリーオプションは一度の取引が短時間で終了するため分析が難しいと言われています。
同じ通過ペアを追い続けると分析はしやすいのですが、取引の種類によってペイアウト率に違いがあるので毎回同じ通過ペアを購入し続けることは確率的に低いです。しかし全く分析できないかというとそういうわけでもありません。経験を積むことで自分なりのデータを蓄積できますのでより高い予測はできるようになります。
メリット
投資商品の中で最もわかりやすい
バイナリーオプションは取引方法が投資商品の中で一番シンプルで分かりやすいと言われています。システムは幾つかありますが、その中でも分かりやすいのがハイローというシステムで、単純に上がるか、下がるかを予想する2者択一方式です。
初心者でも始めることができる理由でもあり、約50%の確率で利益を得るチャンスが期待できるのでFXでは上手く利益を出せなかった方にも人気があります。
リスクが明確
株やFXは、手放さない限り取引が続くため、値が下がり始めると損切りをしない限り損失が膨らみますが、バイナリーオプションは一度の取引に制限時間が設けられているのでその心配がありません。はじめにチケットを購入した分のみ取引ができる仕組みです。
1万円分チケットを購入すると、それ以上の取引はできません。
※取引で利益が出ればその分プラスになるため継続して取引可能となります。
ローリスクハイリターンも可能
ハイローや60セカンズのような、最も簡単なシステムではあまり高いペイアウト率は期待できませんが、ラダーやレンジといった予測が難しいものは、ローリスクハイリターンが期待できます。業者によっては、ペイアウト率20倍といった払戻もあるため、バイナリーオプションでも大きな利益を上げることも可能です。
まとめ
メリット・デメリットを理解できましたか?
メリットばかりに目がいきがちですが、デメリットとなることもしっかり学ぶことでリスクを軽減できます。より利益を得るためには、実際に利用した際に自分が感じたメリット・デメリットも把握し投資に活かしていくといいでしょう。