【質問】
バイナリーオプションで取引をするときってトレンドが出ているときが良いってよく言います。しかし実際に取引をしていてトレンドが発生することって限られてくるのでなかなかチャンスがありません。
トレンドが出ていない時ってどのような戦略が役に立つのでしょうか。初心者にも使える指標があれば教えて下さい。
【回答】
トレンドが発生していない状態、レンジ相場での取引を行うときはボリンジャーバンドとRSIを使って分析をすると良いでしょう。この2つの指標はレンジ相場での取引、逆張り法に向いています。
確かにバイナリーオプションで取引するならトレンドが出ている時が良いとは言われていますがトレンドが出るタイミングは限られているというのが現状です。
投資ではわからない相場は取引をしないのが一番ですが、自分で分析方法を持っていれば挑戦してみるのも1つの手です。今回はボリンジャーバンドとRSIを使った分析方法を紹介していきましょう。
ボリンジャーバンドとRSIを使った分析とは
ボリンジャーバンドとRSIを使った分析法はたいへんシンプルです。ボリンジャーバンドで反転のシグナルが出た時にRSIでも同じように反転のシグナルが出ていれば取引を行うだけ。
上の画像が最も分かりやすいですね。ローソク足がボリンジャーバンドに触れてから上昇していますし、RSIは20%のラインに触れてから青いシグナル線も上昇しています。
ボリンジャーバンドでは±2σの間にローソク足が収まる確率は99.5%、±3σの間にローソク足が収まる確率は99.7%です。上の画像では黄色いラインが2σでピンク色のラインが3σとなっています。
±2σにローソク足の胴体やヒゲが触れたら反転可能する性が高いと言われていますが2σのラインを突き抜けた場合はそのままトレンドが続く可能性があるので注意するようにしてください。
RSIはたいへんシンプルな指標です。青いシグナル線が70%のラインを超えれば買われすぎ、30%のラインより下に行けば売られすぎとなります。
RSIをMT4に追加するときは期間を短くすると良いでしょう。初期値である14では反応が遅れてしまう可能性も。期間を短くする事で相場に近い動きをします。
ちなみにBOKUが設定しているRSIの期間は5です。一番ダマシに遭わない数値を探してみてください。
午前中のレンジ相場での取引がオススメ!
ボリンジャーバンドとRSIの取引の仕方は分かった。ではどのような相場で利用するのが良いのか。それはレンジ相場での取引の際に利用するのが良いでしょう。
レンジ相場が発生しやすい時間帯は午前中の11時以降です。この時間帯は取引量の多いユーロ圏やNY市場が眠っている時間帯。
東京市場が開場している時間帯ではありますが、取引が盛んに行われる時間帯は過ぎているので夕方までは落ち着いた値動きをします。そのため逆張り法での取引で利益を得やすくなる可能性も。
逆張り法は取引チャンスが少ない分、順張り法よりも勝率の高い取引ができるのでぜひ今回紹介したボリンジャーバンドとRSIを使った分析法を覚えて使ってみてください。