国内と海外では、バイナリーオプションに限らず投資自体規制が異なります。
2013年11月末より国内のバイナリーオプションの規制が大きく変わり、これまでの取引ルールは完全廃止となるため既に海外業者に移行される方が増えてきているようです。
このページでは、新たに施行される新ルールについて説明します。
新規制で過去のルールは禁止に
2013年11月30日(土)までの経過措置期間をもってこれまでの取引ルールは適応されなくなります。
取引期間
これまで国内、海外とで差がなかった最短の取引時間が変更されます。一番短い業者では一回の取引時間が最短5分、10分でしたが、国内の業者はすべて短期間の取引が禁止され2時間以上の取引が可能となります。
一度の取引に2時間となると、単純に一日の時間24時間で計算すると12回しかできないことになります。しかし、これでは客離れが深刻化してしまうため国内業者は対策として一回の取引を2時間と設定しながらも取引回数を多くすると考えられます。
どういうことかというと…
- 0時00分 1回目取引開始⇒結果2時間後:2時00分終了
- 0時01分 2回目取引開始⇒結果2時間後:2時01分終了
- 0時02分 3回目取引開始⇒結果2時間後:2時02分終了
こういったかたちになるのではないかと思います。まだこの記事を書いている今は規制が適応されていない状態なので正確な情報はお伝えできませんが、おそらくそうではないかと思います。
また、2時間後の終了2~3分前くらいまでは取引可能になる業者がほとんどだと予想されます。
業者の総取り禁止
判定外の結果になった場合、これまで業者の総取りとなっていました。
しかし、それでは確率50%と言われるバイナリーオプション取引が平等ではないため、新たな規制により総取りすることを禁止とすることが盛り込まれています。
新規制のまとめ
新しく施行される規制は、バイナリーオプション取引を行う人にとってかなり良い内容に改善されています。一度の取引時間が2時間になることは不便に感じる点ではありますが、業者の総取りが無くなる点や、業者有利のレート変動が無くなることはより利益を出しやすくなると思います。
しかし、海外業者に比べるとメリット面で比較すると国内業者はさらに厳しい状況におかれることは間違いなく顧客離れが加速することは避けられそうにありません。
新たな規制は国内業者にとってかなり影響がありそうです。