こんな僕にもできたバイナリーオプション体験談

ハイローオーストラリア
2014年04月04日

「オプション取引」とは

[カテゴリ:Q&A]

質問

「オプション取引」とは何ですか?
オプションと言うと、何かの「付加価値」のようなイメージがあるのですが、投資市場でのオプションも同じ意味なのでしょうか?又、先物取引とオプション取引との違いを教えて下さい。

回答

オプションと言うと、携帯電話でお馴染みのオプションサービスなど、何かの追加サービスの様なイメージがあるかと思いますが、投資市場で使われる「オプション」とは、権利選択権のことです。

そして「オプション取引(デリバティブ取引)」とは、ある原資産が、将来のある決められた日(時間)に、予め決められた価格で売買する権利を取引することです。
(※オプション取引では、「オプションの対象を購入する権利」と「売却する権利」の二つの権利が売買されます。)

…少し難しいですね。では具体的に例を挙げてみていきましょう。

 

Aさんは、1株3,000円の株式を購入しようと思いました。20株購入しようとしましたが、残念ながら現在は資金が足りません。そこでAさんは、お金の目処がつく2ヶ月後に、現在の価格と同じ1株3,000円で20株を購入できる権利(オプション)を3万円で買い(取引)ました。

ここで注目したいのは、Aさんは「権利」を購入しただけなので、実際に2ヶ月後の株の動きをみた後で、その株を買うか買わないかを選べるということです。

株価が値上がりしていた場合は、そのまま3,000円で購入できる「権利」を行使して売買を行い、値上り分の利益を得ることができます。(その時の株式市場で買うより安い金額で購入可能。)

もし値下がりしていた場合は、購入できる「権利」は放棄して売買を行わず、その時の市場価格で通常通り購入します。この時、その株を3,000円で購入できる権利を得るために支払った代金分が損失になります。

先物取引とオプション取引は、どちらも将来の売買に関する取引をします。ですが、先物取引の場合は「権利の取引」ではなく「契約の取引」なので、上のAさんの様に株価が下がったので購入したくないと思った場合でも、必ず購入する義務があります。