こんな僕にもできたバイナリーオプション体験談

ハイローオーストラリア
2014年04月09日

コールオプション・プットオプションとは

[カテゴリ:Q&A]

質問

オプション取引が権利の売買をする取引だということは分かるのですが、「コールオプション」「プットオプション」とはどのような意味ですか?また、バイナリーオプションもオプション取引なのでコール・プットオプションは関わってくると思いますが、トレーダーはチケットの売買しかしないのでいまいちイメージがつかめません。

回答

【コールオプションとは】

オプション取引にはコールオプションとプットオプションの二つがあり、株式などの原資産を一定の価格で「買う権利」のことをコールオプションといい、コールオプションの取引では買う権利を売買します。

例えば、買い手が1,000円の株式を買うことができる権利を買い、権利の代金(プレミアム)が50円だったとしましょう。(売買成立日は10月1日で、オプションの期日は11月1日)

これにより買い手は11月1日に株を1,000円で「買う権利」を買ったことになり、期日に株価が1,100円以上に値上がりした場合は、オプションの買い手が利益を得て売り手は損をします。(逆に値下がりした場合は買い手が損をし売り手は得をする)

(※コールオプションの買い手は権利行使価格(この場合1,000円)で株を買う権利を得ますが、これは義務ではないので値下がりした場合でも必ず買わなければならない訳ではありません。しかし、オプションの売り手は買い手側の要求に応じて権利行使価格で株を売る義務が生じます。)

【プットオプションとは】

コールオプションが買う権利を意味するのに対して、売る権利をプットオプションと言います。(オプションの買い手は「売る権利」を買い、売り手は売る権利を売る)

(※プットオプションの買い手は期日に権利行使価格で売る権利がありますが、これは義務ではありません。しかし売り手には権利行使価格で買う義務が生じます。)

バイナリーオプションとの関わり

バイナリーオプションのチケットとは、「コールオプション(買う権利)の買い」と「プットオプション(売る権利)の買い」の二つに分けられます。ドル/円で取引をした場合、円安になるとコールオプションを買うためのチケットが払い戻され、逆に円高になるとプットオプションを買うためのチケットが払い戻されるのです。

つまり、価格が上がると予想した場合はコールオプションを買い、逆に下がると予想した時はプットオプションを買うことで(予想が当たれば)資産を増やすことができるという訳です。