こんな僕にもできたバイナリーオプション体験談

ハイローオーストラリア
2016年01月06日

移動平均線(Moving Average)とは

[カテゴリ:攻略法]

質問

最近分析ツールを使って分析することを覚えたのですがどの指標もなかなか難しく、自分にあった指標を見つけることが出来ません。そこで調べていると移動平均線というものが初心者にも分かりやすくてオススメだというのを聞いたのですが、本当に初心者でも気軽に使えますか?指標の見方を教えて下さい。

回答

移動平均線(Moving Average)はテクニカル指標の中で最も基礎的な指標と言われており、シンプルなシグナルですので使い方を覚えれば初心者でも使うことが可能です。まずは移動平均線がどのような指標なのかを説明しましょう。

移動平均線とは当日から遡ったある一定期間の終値の平均値を1日ずつずらしてグラフ化し、日々の相場の傾向を見ようとする指標です。ただ移動平均線は取引のタイミングを掴む指標というよりも、トレンドを見たり相場の転換点を見るための指標と覚えておくと良いでしょう。

例えば移動平均線が右肩上がりなら「上昇トレンド」となり、移動平均線が右肩下がりなら「下降トレンド」となります。移動平均線は短い期間を設定する短期移動平均線と、長い期間を設定する長期移動平均線の2本を使って分析することが多いですね。

では移動平均線を使って分析をするにはどうすれば良いのか次の項目で説明しましょう。

移動平均線を使った分析の仕方

移動平均線1

上記はローソク足チャートに移動平均線を表示させただけのものです。黄色い線が短期移動平均線で青い線が長期移動平均線となります。この2本の線の向きやクロスの仕方によってトレンドや相場の転換点を見ることが可能です。

移動平均線のクロスについて

短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜けた場合はデッドクロスとなり、相場が下落する可能性が高くなります。実際に上の画像ではデッドクロスが出現した後に下降トレンドが発生。逆に短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き上げた場合はゴールデンクロスとなり、相場が上昇する可能性が高くなります。

しかし移動平均線のクロスを使った分析方法はダマシが多いのが特徴。上の画像を見ていただいても分かるようにゴールデンクロスはレートが上昇し終わった頃に出現しています。もし移動平均線を使っていてよくダマシに合うという人はクロスしか見ていない可能性も。

長期移動平均線の向きが重要!

移動平均線2

移動平均線でダマシを減らすためには長期移動平均線の向きに注目してみましょう。赤い円で囲っているのはダマシではないゴールデンクロスです。丁度ゴールデンクロスが出現した時に上昇トレンドが発生していますよね。

この時の長期移動平均線(青い線)を見てみると少しずつではありますが上昇しているのが分かるでしょうか。ダマシを減らしたいのならば長期移動平均線が上昇している最中のゴールデンクロスがチャンスです。

また短期と長期の移動平均線が2本とも下落を示している部分を赤く囲んでみました。このときは3~4分ほどの下降トレンドとなっています。移動平均線はクロスだけでなく線の向きも一緒に見ることでより精度の高い分析も可能に。

移動平均線をどのように取引に取り入れていくのか興味のあるかたはBOKUが移動平均線を使ってハイローオーストラリアを攻略した記事もあるので参考にしてください。移動平均線はシンプルな指標ですので初心者でも気軽に分析方法として取り入れることができます。プロのトレーダーでさえもこの指標を使っているようですのでシンプルだからといって侮ることはできませんね。

ローソク足チャートと並んでポピュラーなチャートと言われている移動平均線。シンプルで使いやすいこの指標を利用してバイナリーオプション取引に臨んでみましょう。

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